アオイガイ(葵貝)
( アオイガイ属の一種) 学名 : Argonauta argo 属 : アオイガイ属
アオイガイ(葵貝), ( アオイガイ属の一種)
学名: Argonauta argo
属: アオイガイ属
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説明
説明
貝殻は雌のみが保育のためにつくり、雄は貝殻をもたない。オウムガイの雌雄では雄の方が大きいのに対し、アオイガイは雄よりも雌の方が大きく、5倍程度になる。化石頭足類であるアンモナイト類もこれに合わせて殻の大きいマクロコンクを雌、殻の小さいミクロコンクを雄としている。雄は15 mm程度。雄の左第3腕は交接腕(ヘクトコチルス、hectocotylus)となり、先端部は鞭状に長く伸び、交接の際に切り離される。 以下は主に雌に関する記述である。 体は比較的柔らかく、筋肉質。外套膜はドーム型で、後方は僅かに上向きに鋭く彎曲し、体はタコブネやチヂミタコブネよりも左右に偏圧されている。深みは背腹軸方向にあり、明白に長さより短い。鰭は欠くが、外套膜縁は僅かに肥厚し、直前に横溝 (transverse groove)を形成し、それにより後方と区切られる幅広い横帯となる。その溝は少し深く、ちょうどその後ろにある外套膜の一部はタコブネのものより更に突出する。胴体の背側表面は前方に強く弓型になる。外套膜開口は広く、眼の後方まで達している。体表は全ての部分を通してかなり平滑で、色素胞は少なく、体に点在し、あちこちで銀色または緑に輝く。鰓小葉は各鰓で約28枚を数える。輸卵管は極めて長く彎曲し末端は膨大する。 頭は短く、多少上に窪み、外套腔に深く沈む。眼は大きく、半球型で両側方に突出し、基部では多少狭窄する。
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